2級建築士のあれやこれ

記録がわりに色々と。成長できるかな?

またトイレの話。

だらだら日記を書くのも自分は楽しいですが、何か話題ないかなーとなる未来が見える(・ω・)

読書感想とか何かしらの話題を考えよう。

 

といったところで、本日はWCの話。

 

公共のトイレの在り方って、かなーり変わってきました。

小中学校も和式onlyだったのが、防災と言う意識からも洋式が望まれるようになり。

床もタイル貼で水洗い清掃だったのに、乾式のほうが菌が少なくて衛生的だよってなったり。

多目的トイレが1箇所は必要だよってなったり。

はたまた、機能は分散すべしとなったり。

LGBTの方に配慮したトイレにしようよとなったり。

 

多様化する現代、試行錯誤の連続ですね……。

多目的トイレばっかりにした某病院は、かえってトイレ待ち時間が長くなってしまったといいますし、良い塩梅ってなかなか難しい問題だと思います。

 

トイレや授乳室は、設備を万全に設置しようと思ったらお金かかります。スペースも食います。

 

それでも、お金のかけがいはあると私は思うんですけど……

 

いくら提案しても「こんなに要らないだろう」って意識が担当や上層部の方々にあると通らないし、予算オーバーしたら真っ先に削る対象になっちゃう。

それがちょっと悔しいなーと私は思ってる。

 

公共施設って、トイレ重要じゃないですか??

トイレが綺麗だなー力入れてるなーと思う施設って素敵だし、また来たいなってポイントアップになります。私は。

 

思えば今の事務所での仕事、トイレの意見では戦う事が多かったなあ……としみじみ。

 

大体はね、発注者の希望に沿いますし変更もします。

「これはどうですか?」と提案して却下されて変更なんてザラだし。

だいたいは、素直に言う通りにします。

 

でも、トイレは……トイレだけはー!(謎の情熱が)

 

仕事をしていて、ほんっとに「どう説得したらいいんだ……」と頭を抱えた時がありました……。

「この施設に車いすの人が来訪したりはしないから、多目的トイレ必要ない」とか「3階程度でエレベーターつける必要ない」とか仰る……。

 

時代はもう、バリアフリーの時代ですよ!

 

来客はなくとも、そこで働いている職員さんが怪我したらどーすんのっっっ!!!

今は健康な方ばっかりなんでしょーけども!!!先の事は誰にもわかんないでしょー!!

 

と……

 

こんな乱暴な言い方はしませんが(・ω・)

 

だから手すりはつけましょう、少なくとも1か所には……とかで、じわじわ提案して粘るのです。

 

もう想像力の世界ですわ(・▽・)

 

どんな風にしたら、誰でも入りやすいトイレになるんだろう……と、考えることがあります。

多種多様な方がいる世の中、本当に誰でも使えるバリアフリーなトイレってどんなのだろうなーと。

 

残念ながら、考えを形にできる機会はありませんでしたが(・ω・)まぁそんなもんよねー

今後、何かの機会が巡ってくるかもしれないし、その時まであっためておきます!(・∀・)